2010-01-01から1年間の記事一覧

E★エブリスタとpixivが見据える、インキュベーションプラットフォームとしてのUGCコミュニティの未来

今年に入ってから、色々コンテンツをとりまく環境がどんどん変化しているという雰囲気を日々肌で感じていたのですが、今回少し時間もできたので、2010年上半期に出てきた新しいコンテンツの在り方を、何回かに分けてご紹介させていただきます。まずは、今年…

CGMの現在と未来に行ってきたよ!後編:パネルディスカッション「日本型CGMの海外進出」「N次創作を前提としたコンテンツプラットフォーム作り」

今回は後半のお二人のお話をご紹介する予定でしたが、こちらの都合により記事の編成を変更してお送りしています。 えー、恋塚さんと濱野さんのお話はとても分かりやすかったのですが、公開講座ということもあって若干内容が一般向けでしたので、改めてご紹介…

CGMの現在と未来に行ってきたよ!中編:伊藤博之さん「初音ミク as an interface」

今回は初音ミクの発売元でお馴染み、クリプトン・フィーチャーメディア社長の伊藤博之さんのお話を紹介させていただきます。 題名から分かるとおり、伊藤さんは初音ミクをインターフェース、つまり人と人との媒介物だと捉えているようです。インターフェース…

CGMの現在と未来に行ってきたよ!前編:剣持秀紀さん「歌声合成の過去、現在、未来」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/11/news053.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/11/news078.html さて、具体的な講演内容については、IT Mediaでとても良くまとめられているので上記の記事を参照して下さい。というかプロが書…

アニメでもマンガでもなく

もう3月だというのに、今日は全国的に季節外れの大雪だった。そういう事情から外出することもはばかられ、僕は一日中部屋にこもって本を読んでいた。そうしているうちに、数年ぶりに買ったはやみねかおる先生の小説も読み終わってしまい、僕はこの暇をどうに…

慶應義塾大学SFC環境情報学部2010年度入学試験問題 小論文 合格者再現解答

問題は以下で確認して下さい。 http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/10/k20.html (1)(500字以内) 「電子図書館」構想が意味するところがつまりはクラウドコンピューティングであることは資料A-1から読み取ることが出来るが、この構想に近…

慶應義塾大学SFC総合政策学部2010年度入学試験問題 小論文 合格者再現解答

問題については以下で確認して下さい。 http://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/honshi/10/k13.html (1)図示(1)説明(400字以内) 私が介護業界の高離職率の直接的原因であると考えたのは、図の3つである。低賃金は、資料2表3の満足度DIと表4…

AIR CONTENTSとは何処にあるのか〜UGCの商業化とそれに関する考察〜

前回の更新から約1ヶ月半。前の二つの記事を読み返しながら、自分の記事ながらずっと違和感を覚えていました。 『AIR CONTENTSとは本当にこういうものなのか?』 『UGC文化のバックグラウンドを読み切れているか?』 今回のテーマは「無料」と「意識」。 UGC…

AIR CONTENTSバージョンアップのお知らせ。

えーと、AIR CONTENTSの定義について、前の記事でAIR CONTENTSは多くの意味を持つと述べていたんですが、どうもそれだとややこしい上にこのブログの趣旨が見えにくくなるのでAIR CONTENTS-2という区分ではなく、単にAIR CONTENTSという考え方にオープンソー…

「AIR CONTENTS」とビジネスモデルの関係性について

あけましておめでとうございます。当ブログ運営のけろっぴです。 さて、先日載せた「AIR CONTENTS」という考え方についてですが、その後、AIR CONTENTSーー《”空気”のように消費されているユーザー主導のコンテンツ》という定義では、あまりにもアバウトすぎ…